38年生きてきて、初めて知りました。
シイタケがアワビになる?
先日、いつもお世話になっている「森林組合の売店」へお菓子の納品に行った時ですが、おもしろいシイタケの食べ方を教わりました。
って言っても、売店のおばちゃん達に教わったわけではなく、ちょうど居合わせた「西浦・酒の薄利屋」のヨシユキ君に手ほどきいただきました。
ヨシユキ君は、自分より一回りぐらい年上の人ですが、好奇心旺盛で、何でもチャレンジしたがる水窪の名物兄ちゃんです。
見た目も、人間的にも「こち亀」のリョーさんにそっくり(笑)
この日は、大小チビも一緒だったので、興味深そうに聞いてました。
さて、リョーさんに教わった変わった食べ方ですが、
① 肉厚な秋の生シイタケの表面(黒い方)と内側(ギザギザ側)を贅沢にカットする。
② 残った白くてきれいな中心部分を塩ゆでする。
③ 茹で上がったシイタケを氷水で〆る。
④ よく冷えたらキッチンペーパーで余分な水分をふき取り、お店で買ってきた刺身の盛り合わせにバレナイように添える。
ポイントは、春ではなく秋のシイタケを使う事。春の物は水分が多すぎて、アワビ?のような食感が出ないとのこと。 また、表面の黒い部分は、1番香りが強いのできれいにカットする。 そうしないとシイタケである事がすぐにバレちゃいます。
帰ってから早速シイタケの「アワビモドキ」に挑戦!
この方法を知ってるのは我が家では自分とチビ達3人。
内緒にしておいて、バ~バとお母さんに食べさせよう!
とは言うものの、「キッチンにこないで~」とか「シイタケなんかもらってないよ~」とか「今日はお刺身がどうしても食べたいから自分で買って来る」とか・・・。 明らかにいつもと違うチビ達(笑) もうすでにバレバレ(笑)
それでも、大人2人はとりあえず知らないフリをしてくれて。
夜、皆で試食してみました。
以前、1度しか本物アワビを食べた事のない自分は、「うん?アワビかな?」って感じ。
チビ達は本物アワビは食べた事がないので問題外。
残りの2人は完全にシイタケモードに突入なので小声で「シイタケ」だよねって?
う~ん。
なんとも盛り上がりにかける試食会になっちゃいました。
ただ、ホントに伊豆あたりの旅館で出されたら、気づかない人がいるだろう?って思うぐらい見た目も食感もソコソコいい線いってました。
この日の試食会、カットした切れ端の「バター焼き」の方が人気があったような・・・・・・・・・。
でも、どっちもおいしかった。
リョーさん、ありがとね。
ちなみに、「黒あわび茸」って言うシイタケがホントにあるらしいです。 食感がアワビっぽいとのこと。