先日、地元のお寺で、晋山式(しんざんしき)が行われました。
この、晋山式は、お寺に新たな住職さんが就任する際に行われる儀式です。
新しい住職と言っても、先代のご住職が亡くなられてから10年程、ずっとお寺を守っている方なので、”新人さん”というわけではありません。
普通の会社とは違い、先代から受け継ぎをしてからすぐに就任式を行うのではなく、檀家の方と相談をして、この時期を決めるのが通例のようです。
この日は、各地から何十人という若手の和尚様が集まり、新しい住職の就任を祝うのですが、これだけ大勢の和尚様を見られる機会はなかなかないので、町の人もたくさん集まって見守っていました。
家の娘も、”お稚児さん”として皆さんと一緒に就任をお祝しました。
近所のじいちゃん、ばあちゃんに聞いても、晋山式を見るのは2回目だと言っていたので、私がこの儀式を見られるのもこれが最後?かも。
普段静かな水窪の日曜、午前中。久しぶりに人で溢れた一日でした。