身体に優しく心豊かな水窪の食文化

こんにちは スタッフのヤッコです。今日は栃の実のお話、それから水窪の伝統料理の記事を紹介しますね。

小松屋製菓の親方が一番大切にしている食材はやはり栃の実ではないかと思います。

縄文時代には主食のひとつとして珍重されたようです。こうして見ると殻の中身は栗に似ていますよね。

アクが強くて処理にものすごーく、手間がかかる食材なんだそうですよ。

でもね、胃腸の働きを助けたり、脂肪を抑制するなど様々な健康効果があると言われているそうです!!あらあら、身体に優しいスィーツばっかりじゃん、とつい食べ過ぎてしまうワタクシ。

そんなワタクシですが、つぶした栃の実の裏ごし作業をまかせてもらいました。その栃の実が入った餅生地に感激!いつ見ても良い色ですぅ。たまりません。

さて、さて、話は変わりますが 先日、静岡新聞にこのような記事が載っていました。

水窪町での郷土料理の講習会の記事です。何度か目の開催ですが今回は「お月見」の伝統料理ということでした。

水窪町は傾斜が多く、昔から限られた土地しかありません。水田が少なく焼畑農業が主だったわけです。ですから水窪町の食文化は雑穀と呼ばれる素朴なイメージがあります。

月見団子の代わりに里芋を団子にみたて、おはぎには栗を利用したんですね。うぉー!なんとも心豊かなお供えのお料理ではないでしょうか。感動いたしました。

私も古くから伝わる栃の実を食べる文化に携わる身(まだ裏ごしをしただけですが…)ずっとずっと守っていきたいですよね。

縄文時代から日本人が食した栃の実。昔ながらのこの栃餅はもちろん、親方が現代風にアレンジしたお菓子の数々も是非召し上がってみてくださいね。

台風が気になりますが、今日も素敵な一日でありますように。

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