藍染や刺し子にかかる愉しみ〜水窪町文化会館にて

こんにちは、ヤッコです。ブログの更新は久しぶり!!今日は水窪町の出来事を書かせてください♪

先日から水窪町文化会館で藍染と刺し子の作品が展示されています。ちょうど今年の大河ドラマで美しい藍染めが画面に映るものだからとても気になっていました。

小松屋製菓女将さんのいくちゃんにとってはお友達の作品ということもありますからね。定休日の今日、さっそく胸を躍らせ文化会館へ。

素晴らしい作品の数々!ほら、うっとりしている様子を背中からも感じました。

まず藍染めの作品です。作者の水口敬子さんは畑で藍を栽培し、乾燥させて。それも全て含めて染めの作業をしていらっしゃいます。

水口敬子さんの畑のお写真をお借りしました。これは5月くらいでしょうか。

この着物も帯も染めと刺し子の作品なんですよ。

淡い水色の作品は生葉で染めたものだそうです。生葉ですからね、藍を刈る季節にしか出せない貴重な色。栽培をしているからこそ出せる色というわけですね。

編み物の作品も並びますが、これも糸を染めあげて編んだそうです。

そして次は刺し子。日本の伝統的な刺繍です。

模様にはいくつかあって名前や意味があるそうです。

例えばこの暖簾にほどこされたものは菱青海波という模様、海を行くアサギマダラをイメージして水口さんがデザインされたということです。

こんなふうに楽しめることも魅力ですが気が遠くなるほど時間がかかる、手がかかる、そして気持ちがかかることでしょう。それだけにため息がでるほど美しいのです。

時間をかけ、手をかけたものの出来栄えとはこういうことなんですね。

ふと、昨日見た栃の実のアク抜き作業を思い出しました。美味しい栃のお菓子ができるまで。親方も一年を通してかかりきり。これについてはまたゆっくり書いていきたいと思います。

刺し子、藍染展は4月中旬まで開催。問い合わせは水窪町文化会053-982-0013

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