こんばんは 鹿の鳴き声がロケット花火の音に聴こえてしまうヤッコです。
今日と明日は「ぎおん」
水窪では6月14日、15日の2日間だけ花火をすることが許されています。
ここぞとばかりに町中に響き渡る花火の音!!
いや、正直言って私が子どもの頃に比べたらずいぶん寂しくなりました。
あの激しい花火の2日間を皆さんにお見せしたかったなー。
町中が煙だらけ、爆竹の音だらけでしたから。やはり外からみたら珍百景だったのかも。
ぎおん。
私、水窪町の行事の中でもっとも懐古的な気持ちになります。
記憶と感覚とが交差するんですよね。
火薬の匂いや夕方の蒼い時間。
ぎおんは水窪町に夏を連れてくるんです。
けたたましい爆竹やピューっと飛んでいくロケット花火の音。
懐かしさだけでなくセンチメンタルな気持ちを増強させる花火の力と私の加齢の力…。
「珍しい風習ですね、ぎおんて何ですか?」
町外の方にこんなふうに聞かれますよね。
最近はメディアにもとりあげられるぎおん。
実はこっちが聞きたいわいね
なぜなら…
ぎおん。それはおそろしい2日間でもあります。
毎日稼いだお金は
花火となりビールとなるのですから!
そう、お金が煙となり泡となり消えてしまうのです。
それでも大切に思えるぎおんていったい何なんでしょうね笑
最後まで読んでくださりありがとうございました。
明日もぎおんを楽しんでくださいねー。