こんにちは!スタッフのヤッコです。久しぶりにブログ更新です。
今年は暑い暑い夏でしたね
毎年、水窪では秋の訪れを感じる間もなくお祭りの気配一色になります。
水窪祭というのは仮装が呼び物となっておりコンクールでは賞金も出ますから早くから町中がその準備に入るんですね。
ところが今年はやはり中止となってしまったんです。
住民は毎年の張り合いをなくしているように見えます。
懐かしい人に会えたり、家族や友人と楽しく過ごせたり、そんな意味でも大切なお祭り。それが中止っていうのは実に寂しいものですね。
そんな中、水窪町文化会館では町内の団体などが集まってできた地域活性化団体「よかっつらみさくぼ」のメンバーと文化会館の職員さんとでお祭りの古い写真や仮装の衣装など展示しています。
これらを眺めているとどんなふうに神社のお祭りが行われていたのか、どんなふうに仮装が始まっていったのか
そして…長い時間、町の人たちに愛され守られて来たのかが良くわかります。
仮装の衣装は当日にはゆっくり見ることができません、短い時間でよくぞここまで!!と仮装にかける意気込みとエネルギーを感じられる展示になっています。
実は私も「よかっつら水窪」のメンバーの一人でありまして、この展示のために写真を集めたりエピソードを集めたりしましたがこれが良い体験となりました。
子どもの頃から町の人達が共有しているお祭りの記憶。
提灯が町を照らす様子、お囃子の音が聴こえてくる様子、そのひとつひとつをしみじみと思い浮かべては愛郷心や人との繋がりを確認できる幸せな気持ちになれたんです。
町の人達は喜んで協力をしてくださいました。その時の皆さんは懐古的に目を細め、キラキラ輝いた表情を見せてくれたんです。
今年はこんなふうに違う形で水窪祭りをお祝いしたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました