こんにちはスタッフのヤッコです。
今日は水窪町の不思議な池の話題を紹介させていただきますね(^^)
水窪町の山深い場所に「池の平」という場所があります。
そこには七年に一度、幻の池が出現するというミステリアスな伝説がありまして…。(画像は水窪町観光協会よりお借りしました)
それは遠州七不思議として語り伝えられてきたわけですが、先日、その池が出現したと話題になっているようです。
こちらは見に行かれた方のブログですが素晴らしい写真で紹介されていました
この方のおかげで、画像だけでも見ることができて嬉しいです。
というのは、実は地元にいながら私は池の平に登らなかったんです。
観光協会では今回は静観する方針のようで、安全を優先したんですよね。私もそれに倣いました。
コロナのこともありますが水窪町の交通網である飯田線や国道152号線は降り続く雨により崖崩れを起こしました。通行止めの箇所がいくつかあり、緊張した生活が続いているんです。
さらに池の平への山道には危険が多すぎますから、よほど慣れている方でも難儀だったことでしょう。
それでもこの方の写真を拝見したら、やはり、見たかったなぁと思ってしまいましたよ(^-^)数日で水は引いてしまいましたから貴重な写真ですね。
ところで、この幻の池は龍神様の休憩場所と言われております。
御前崎市の桜が池に入定した皇円阿闍梨が龍に姿を変えて諏訪湖に向かう途中に立ち寄るのだそう。
せめて私も何か取材をしなければ!地元の使命感にかりたてられたのでしょうか、池の平をあきらめた7月22日、桜が池を訪ねていたのですよ!!
諏訪湖と底が続いていると書かれていますね。諏訪と言えば七年に一度の御柱祭でしょうか。七年に一度湧くという池の平との共通点を感じてしまいますよね。夕方に訪れた桜が池はしんと静まりかえっていました。
もうひとつ、次の画像は浜松市天竜区春野町の和泉平という山の頂上にある新宮池といいます。こちらも桜が池と同じように諏訪湖との地底水路の言い伝えや龍神の伝説があるのです。
夏祭りではこの池に舟を浮かべて花火を上げます。こちらは数年前、この舟に乗せていただいたときの写真です。それはそれはとても雅やかな気持ちになれましたよ。
実はこのお祭りが先週末だったのですが今年は神事のみで花火は中止だったそうです。池の平が湧くタイミングと同じ時期だったんですね。こちらも龍神様のご縁を感じるエピソードです。
こんなふうに繋がりはあったとしても…そうですね、わたしはロマンばかりを追いかけてるのかもしれません。
確かに今回の池の平の不思議は降り続く雨の水量のせいかもしれないし、龍神伝説も海から諏訪の手前の塩尻へと続く塩の道、その宿場である水窪町のことを休憩する、と示し例えたおとぎ話かもしれません。
ただ、桜が池の皇円阿闍梨が人々を救済してくださる弥勒菩薩に会うために働きかけてくださったのだと、その伝説を私は信じてみたいなと思っています。
きっと飯田線や国道152号線の様子もひとっ飛びで見に来てくれたんじゃないかって!!
水窪町の亀の甲山、池の平の向こうには天竜川が流れています。
諏訪湖から始まる天竜川はお日様に照らされるとその翡翠色がキラキラきらめいて、龍の鱗のよう、まるで川そのものが龍の姿です。
あの穏やかな天竜川を思い浮かべながら今の災害について祈りたいと思っています(^^)
皆さんも道が落ち着きましたらどうぞ、水窪町でゆっくりと休んでいってくださいね。龍神様も休憩される水窪町です!!
今日は長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。