こんにちは スタッフのヤッコです
最近、街のスーパーで落雁(らくがん)を見かけます。
お盆やお彼岸には登場しますよね
仏様にお供えする仏菓子でしょうか。我が家には落雁をお供えするという習慣がなかったなー。
なんでだろ?母に聞いたら「誰も食べないから、捨てるのも嫌だし、他のものをお供えしてるじゃん!」だって。
確かに…京都土産などでみる小箱に入ったような落雁なら私も食べたことはあるけど。
そうか、飾りに見えるんだよね。この美しい仏さまのお菓子にかぶりつく気持ちになれなかっただろうなワタシ。
そこで親方に聞いてみました。
「ねぇ、親方、やっぱりお盆が近いからお店に出したの?この落雁てどんな人が買っていくの?」
「年中、作るよ。うちのは、懐かしい味だっていって買って行ってくれるお客様もいるよ」
ふむふむ、親方によると
「落雁」の材料はとてもシンプル。砂糖と味甚粉のみなんですって!! 味甚粉っていうのは、米の粉を炒ったものをいうそうですよ。
私が食べたことがあるって言ったお土産でいただくようなのは砂糖の部分が「和三盆糖」になって、非常に口どけがいい物になるのだそう。
逆にスーパーなどで見かけるものは味甚粉の代わりに「デンプン」を使うことが多いのだとか。デンプンを使っても見た目は同じように仕上がるので、安価で提供できるんですね。
やはりお供えすることだけを目的にされた場合が多いのかな
親方は懐かしい味を楽しみにしてくださるお客様のために昔ながらの落雁を作るんですねー。
そんな話を聞いたら落雁をかじりたくなっちゃったわー!!
今年はこの華やかな落雁を仏さまにお供えしよう!
そしてお供えしたあとはありがたくいただいてご先祖さまに感謝したいと思います。
いろいろ調べてみたのですが、落雁をお砂糖代わりにコーヒーに入れたり、フレンチトーストに使ったり、なんと煮物に入れるという活用法もあるそうです!そうか、無駄にしてはいけませんね。
しかし、なんで落雁ていうんだろうねぇ どなたか、教えてくださーい!!まだまだ知りたい、落雁のお話でした。
今日も元気を出して過ごしましょう! 皆さんにとって良い週末になりますように。