平成三十年 三月
地元水窪町で長年お菓子屋さんを営んでこられた「大滝屋」さんがご主人の健康上の理由から閉店されました。
学校給食のパン、米食を提供されていた事もあり、
小松屋店主の私も、小さな頃から「大滝屋」さんのパンを食べて育ってきました。
閉店はとても寂しい事ですが・・・やはり身体が資本です。
今後は今まで忙し過ぎた分、ゆっくり、のんびり静養していただきたいです。
そんな「大滝屋」さん。
同業者として、大変お世話になりましたので、ご挨拶に伺いました。
その際、色んな包材や道具を譲っていただきました。
中でも一番気になったのは・・・
「パンの型」です。
この型で焼いたパンを給食で食べていたんだぁ~
私がまだクソ生意気な子供の頃。
水窪の町がとっても賑やかな時代の記憶が一瞬で蘇ってきました。
「あの頃には戻れないけど・・・これで何か作りたい!」
モノづくり魂に火がついてしまったかも ?!
祖父の時代には「小松屋」でもパンを焼いていた事を叔父から聞いていたので。
「いつかは私の代でもパンを販売しよう!」
そんな思いもあり、雑穀を栽培するようになった数年前から、栃、くるみ、雑穀を使用したパンの勉強は続けていました。
こんな時に思うのです!
やってて良かった〇〇式 ?! 継続は力なり!! 小さな事からコツコツと!!! w
このタイミングで型をいただけたのも何かの縁。
いつかは・・・・・が、今年になりました。
それまでの小さな型ではなく、一度に3斤焼ける、使い込まれた丈夫な型。
僅か4つの貴重な型です。
私の身体が続く限り、この型を大切に使って行きたいと思っています。
色んな想いをのせて。
有難い事に静岡新聞さんに掲載していただきましたm(__)m
http://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/515705.html
※ 現在、パンの製造は週末のみとなります。
〇 製造数も少なく、午前中で売り切れる事が多いので完売の際はご容赦願います。
〇 メール等でご連絡いただければお取り置き出来ます。
〇 遠方の方への発送も承っております。
info@5028seika.com
FAX: 053-987-0203