Mちゃん、雪はおいしいのかい ??? 先週末、水窪の街中でも雪が積もりました。
天気予報で「西高東低」って言葉が出まくっていたので、早めに「冬タイヤ」を装着しておいて正解でした。
私が小さい頃に比べると、雪が積もる事もだいぶ少なくなってきましたが、やっぱり静岡県とは言え、山間地域。降るときゃ降ります。
朝は普通に氷点下。
曇りの日には、日中でも氷点下のまま。風がなくても底冷えがする。「身体のシン」からしっかり冷える水窪町です。
店をニギヤカにしてくれた「フォックスフェイス」君もそろそろ引退。冬、本番です。
このぐらいの冷え込みになるとよいよ「栃の実」のさらしが始まります。
暖かい時期だと「栃の実」に変なニオイがついてしまうので、この寒い時期が栃の実加工のシーズンになります。
温泉がコンコンと沸いている地域では、温泉を利用して「さらし」の作業をするようですが、小松屋は代々、この時期の「さらし」にこだわっています。
毎年の事ながら、勘に頼る作業なので気を抜けません。
ちょっと脱線しますが
うなぎ屋さんでは「串指し3年。焼き一生」なんていいますが、和菓子屋さんの場合「色付け一生」なんて言われています。上生菓子の絶妙な色付けは何年たっても難しい作業なのでこんな言葉が生まれたんだと思います。小松屋の場合は「色付け」に加えて、「栃の実・一生」って言葉も追加です。
加工の様子は、2月頃までにはUPできると思いますのでお楽しみに!