先週、水窪小学校の遠足がありました。
高学年、中学年、低学年でそれぞれコースが違っていて、年齢が上がるほどハードな道のりとなります。
新1年生のチビは、高根城址(大人の足で40分)を、5年生のチビは常光寺山(標高約1400m)をそれぞれワイワイ良いながら出かけていきました。
私が子供の頃とほぼ同じ遠足コースなので、おおよそ想像はできますが、結構、きついです。
まぁ「遠足」って言うぐらいなのでたまには、たくさん歩くのもいいかな?って(笑) まだ若いんだし^0^
今回の遠足の注意事項&持ち物は、殆ど昔と変わりないものでした。しかし、昔なら、必要ない物がありました。
それは、兄ちゃんチビの持ち物に「熊よけのスズ」。下のチビの持ち物(準備物)に「山ビルよけの塩」。
これって本格的な登山??? なんて(笑)
「熊」なんて言うと物騒ですが、山に住んでいながら、なかなか山に入る機会がない子供達に、先生方が教育の一環として持たせたんじゃないかと。昔の子供なら普通に知っていた事なので。 実際、大人数でワイワイ言いながら山を歩いていれば、「熊」に遭遇することは殆どありませんから。 「熊」の方から離れていってくれますからね。
「山ビル」は、昔より生息範囲が広がっているので、実際に「塩」等で予防しないと、気づいたら「血だらけ」なんて事もあります。生息範囲が広がった原因は、「鹿」や「イノシシ」などが人里までやってくる機会が増えて、一緒に「山ビル」も付いてきんじゃないかと聞いています。 こんな山奥でも、獣のエサが不足しているのか?それとも、簡単にエサを確保する術を覚えてしまったのか? どちらにしても獣の数が増えていることは確かです。
山ビルは、音もなく、静かに、知らない間に食いついているので、ハンターとしての腕前は「ピカイチ」です。血を吸われた後の「かゆみ」がなければいいんですがね~。
帰ってきた2人は、思っていたより「元気」で、「山ビル」被害もなく、満足気。
2人のお土産は、
お兄ちゃんは、「黒文字」を。
下のチビは「わらび」を摘んできてくれました。
「黒文字」は貴重なのでお店に飾って。
わらびは「アク抜き」して夕飯のおかずに。
お天気に恵まれた、いい「遠足」になりました。