朝晩はだいぶ過ごしやすくなりました。そんなお彼岸が近づくこの時期に、水窪の秋祭りがあります。
今年も晴天に恵まれて、盛大に行われました。
人口が少ないこの町も、祭りの2日間は一気に人口が増加して、商店街通りも賑わいます。
普通、村祭りと言えば、神社でのんびり酒でも飲みながら、ワイワイやるってイメージかと思いますが、この町の場合、一風変わったお祭りです。
どこが変わってる?っかって言うと、コスプレした連中が町中を歩き回ってる所です。
地元では、「仮装行列」って呼んでいるこのコスプレですが、もう50年ぐらい歴史のある伝統行事になっています。
各地区の人達が、それぞれ工夫をこらして2週間ぐらいかけて準備をしていきます。我が「小畑第1ブロック」も、皆、都合をつけて、毎晩、準備をしました。
この出し物の「お題」を決めるのもなかなか大変で、その年の流行だったり、時代劇だったり、酒を飲みながらあ~でもない、こ~でもないと、皆で相談します。
「仮装」をして町を歩くだけなら楽チンですが、4箇所の審査会場があり、得点もつけられるので、上位を狙う連中は、「仮装」だけでなく、審査会場での「演技」にも力を入れます。
今年の「小畑第一ブロック」のお題は「遠山の金さん」。
当然、「殺陣」もあるので、作り物の刀でお芝居の練習もしました。練習の成果もあって、今年はなんとか上位入賞を果たす事ができました。
個人的には、人前で歌ったり、踊ったりってのは1番嫌いな分野なので全く乗り気じゃないんですが、これも近所のお付き合いの1つなので毎年参加します。
ウチの下チビは、同級生のちびっ子と「怪物くん」の「仮装」で参加しました。大人とは違って、「若さ」と「カワイらしさ」で、審査員から好印象をいただけます。 誰に似たのか? 下チビは人前に出て「歌ったり」、「踊ったり」が大好きで、毎年、祭りのある週は、月曜日から絶好調!です。
上チビは、今年から「お囃子」デビュー。
毎日、少しずつ練習して、なんとか吹けるようになりました。
日中の「仮装行列」~~~夜の「屋台引き回し」まで、この歳になるとだいぶつらくはなってきましたが、まだまだ地元では「若い衆」。
現役引退はず~~~~~~~と先になりそうです。