秋の味覚 前編「栗蒸ようかん」

「寒さ、暑さも彼岸まで」。

昔の人はうまい事言ったもんです。

今年は全くその通りになり、一気に秋がやってきました。

ここ水窪も、朝晩は13、14度ぐらいまで冷え込むので、日中の暖かさがありがたく感じるようになりました。

人間ってのは勝手なもんで、あれだけ「お日様」に暑い暑いと文句を言っておきながら、いざ、寒くなってくると「お日様」が恋しくなって・・・・・。

まぁ四季のある日本だからこその「贅沢」でしょうか?

さて、本日は小松屋の「栗蒸羊かん」を御紹介。

この時期は、日本全国、どこの和菓子屋さんにも並ぶであろう「栗蒸ようかん」。 

当然、小松屋でも作っています。

今年の「栗」は全体的に小さくて、数が少なめかな?

ウチの場合、水窪産(守屋さん生産)の栗しか使用していないので、他の産地は詳しく判りませんが、今年の水窪栗はそんな感じです。

その栗ですが、小松屋では、渋皮の付いた物だけを使用します。

そのため、下ごしらえには3日間かかります。

とっても手間隙かかる作業です。 

お客様の中には渋皮を嫌う人もいますが、これが小松屋スタイル。

御勘弁ください。

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渋皮が付いた栗は普通に煮ても当然「渋い」ので、しっかりと「アク(シブ)」抜きをします。 1つ1つ丁寧に「スジ」をとりながら時間をかけてゆっくり、ゆっくり仕上げて行きます。

収穫した「栗」が羊かんになるまで最低「4日間」もかかるんですよ。

この「栗蒸羊かん」。生産数が少なく、ネットでの販売はできませんが、この時期の定番商品としてリアル店舗で販売しています。

 

Q:  よくお客様から、「渋皮付きと渋皮ナシはどっちが美味しいの?」って聞かれます。

A: どっちもおいしいです。

ですが、個人的には、渋皮が付いていた方が、栗本来の旨味があると思っています。

渋皮付きにチャレンジしてみたい方は小松屋でど~ぞ(売り切れ御免)

今年も、「自然の恵み」を大事に使わせていただきます。

山に感謝!

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