「トチ」 取引?

今年もたくさんの「栃の実」が小松屋にやってきました。

1年間で使う「栃の実」を、すべて自分達で拾うのは正直不可能なので、自分の山に「栃の木」がある方々に協力していただいて、たくさんの実を買い付けます。

この日は、「門桁」地域にお住まいの、「石井」さんから、数十キロの実を分けていただきました。 ちなみに「門桁」地区は、小松屋から往復40キロあります。 自分にはストレス解消できる峠越へのリラックスコースです。途中には「猿」・「鹿」がたくさんでてきます。

ここのおばちゃんとも長~いお付き合い。毎年、助けていただいています。

おじちゃんの亡き後、車がない事もあって、わざわざ「セニアカー」で拾いに行ってくれています。もちろん、実がたくさんある「谷間」には行けませんが、比較的傾斜のない安全な所の物を少しずつ運んできてくれます。

拾った実は、2~3日水に漬けて「虫」を追い出してから、3週間ぐらい天日干し。その後、「米の袋」に入れて小松屋へとやってきます。 別に「米の袋」でなくてもいいんですが、石井のおばちゃんはいつもこの袋に入れてくれます。 やっぱり物のない時代を生きてきた人たちは何でも大事に使います。 見習わなくては!

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この日はあいにく「曇り空」。

残念ながら、「山住峠」からの絶景は望めませんでしたが、ヒンヤリしたおいしい空気をすってきたので、調子 ↑ ↑ ↑ 。

それにしても、標高が1100Mもあると、さすがに半袖では寒かった(ブルブル)

家を出る時には、25度ぐらいあったんですが、峠に着いたらなんと「16度」。

午後3時でしたが、寒いわけです。

そんな寒さの中、恒例の「山住神社」の参拝も済ませ、我が家へ向かいます。

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その帰りに「峠の天然水」もいただいてきました。

いつも飲んでいる「水道水」もなかなかですが、やっぱり「山水」はウマイッス!

昨年に比べると、秋が一気にやってきそうな雰囲気。 今年の紅葉は期待「大」です。

栃の葉っぱもちらほら「黄葉」していました。栃の木の場合、他の落葉樹に比べると早めに色づくので、その年の紅葉の見頃を予想するバロメーターになります。 ※注 あくまで店長の場合ですが(笑)

今年の水窪の見頃は、標高が1000Mくらいの山は、10月後半から。 低めの山は11月中楽しめそうです。

今年はどんな「色づき」を見せてくれるか楽しみです。

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